
モノツク工業は、愛媛県産伊予柑の搾汁残渣をアップサイクルした新素材「いよかん人工皮革」を開発。愛媛県松山市の老舗サンダルメーカー・ヤマトと室内履き「いよかんルームサボ」を共同開発した。
4月16日(木)~6月29日(月)の期間中、応援購入サービス・Makuakeでプロジェクトを展開している。
実証プロダクト第1弾「いよかんルームサボ」

室内履き「いよかんルームサボ」は、循環型モノづくりの第1弾プロダクトである。
その素材には、愛媛県産伊予柑の搾汁残渣をアップサイクルした新素材「いよかん人工皮革」を使用。老舗靴メーカーが培ってきた製造ノウハウと、アップサイクル素材「いよかん人工皮革」を掛け合わせた商品で、同素材の実用性とサステナブルな思想を形にした実証プロダクトだ。

「いよかんルームサボ」は、足を入れた瞬間から甲をぴったりと包み込む「立体成型」。

つま先から甲まで密着し、踵がなくても脱げにくい仕様だ。

表面にはコーティングが施されており、傷つきにくく、日常で発生する軽い汚れであれば拭き取るだけできれいにできるのも特徴だ。

カラーは「いよかんオレンジ」と「しろわたクリーム」の2色展開。

サイズはS(23~24cm)、M(24~25cm)、L(26~27cm)、LL(27~28cm)。
Makuakeで実施中のプロジェクトでは、定価15,000円(税込・送料無料)が最大15%OFFの12,750円となる最速割などのリターンを用意している。
「いよかん人工皮革」の3つの価値
「いよかん人工皮革」は、特許出願中の独自の積層構造により、伊予柑特有の質感と日常使いに耐えうる強度を両立させたサステナブルな人工皮革だ。
モノツク工業は、「いよかん人工皮革」がもたらす価値として以下の3つを挙げている。
1つ目は、愛媛の未利用資源を活かした地域貢献型アップサイクルであること。愛媛の工場でジュースを搾った後に出る伊予柑の果皮を、国内の協力工場と連携して製造。廃棄物を減らし、地域資源に新たな経済価値を生み出す。

2つ目は、表面に凹凸による立体感をつけ、凸部と凹部で異なる色になるように設計した「本物の伊予柑」に迫る外観と風合い。
さらに、コーティングにより柑橘特有の光沢を持たせることで、一般的な人工皮革にはないリアルな外観を再現している点だ。環境への配慮とともに素材としての意匠性も追求している。


3つ目は、環境負荷を低減するエコな量産プロセスを確立したこと。水分・油分が多い伊予柑は成型時に外観不良が起きやすいという課題を抱えていたが、積層構造を工夫することにより解決。
加えて、水や化学物質の使用量、CO₂排出量を抑えた、地球に優しい生産体制を整えている。
開発の背景

愛媛県産の伊予柑は、ジュース工場などで搾汁後の果皮も地域の関係者の手によって家畜の飼料などに活用され、大切に扱われてきた。

モノツク工業は、この地域に根付いた資源の循環をさらに一歩進め、より付加価値の高い「サステナブルな素材」としての新しい可能性を見出した。農家の人々が丹精込めて育てた果実を最後まで使い切り、暮らしを豊かにする実用品として生まれ変わらせる。それは、愛媛の産業に新たな価値をもたらすとともに、地域貢献と環境負荷低減を両立させるための挑戦でもある。
同社は、「いよかん人工皮革」の提供を通じて、地域資源の有効活用と環境負荷低減を両立する循環型モノづくりの普及を目指しているという。
地域資源を「価値」に変える開発者たちの思い

今回、「いよかんルームサボ」を共同開発したヤマトの担当者は、「愛媛の地で創業し、愛媛の地で技術を磨き上げてきた私たちにとって、同じ愛媛で生まれた伊予柑の素材にその技術を活かせることに、深いご縁と魅力を感じました。そうした特別なご縁から形となったこのルームサボが、皆さまの毎日の暮らしに寄り添い、家に帰ってホッと一息つく時間に、心地よい安らぎをお届けできれば幸いです。(一部抜粋)」とコメントを寄せた。

また、モノツク工業の代表・海木寛之氏は、愛媛には青果だけではない魅力、そしてモノづくりに強いこだわりを持つ人々がいることを知ってほしいという思いから、「いよかん人工皮革」が生まれたと語る。
そして、「今回の「いよかん人工皮革」を確かな第一歩とし、今後もその土地ならではの文化や魅力にも光を当てた製品を生み出していくことで、より良い循環型モノづくりの実現に向けて前進してまいります。(一部抜粋)」とコメントを寄せた。

地域資源のアップサイクルを実現するとともに、日用品としての機能性と遊び心を兼ね備えた「いよかんルームサボ」をこの機会に体感してみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:創業60年の技術!つま先から甲までピタッと密着。踵がないのに脱げにくいルームサボ
(Kanako Aida)